アーユルヴェーダが教える心の質、サットヴァ・ラジャス・タマスとはどのようなものでしょうか?




トリドーシャが、主に個々の身体的な質を表す一方、
心の質を表し、この世界に働きかける3つのエネルギーの属性が存在します。

その3つは「グナ」と総称され、
それぞれ、「サットヴァ(純正)」「ラジャス(動性)」「タマス(鈍性)」
と呼ばれています。

では、これらのエネルギーの働きとは、
具体的には、一体どのようなものなのでしょうか?

このグナは、心身においては心の基礎に働きかけるエネルギーとして、
それぞれの増減が、心の健康状態や感情の起伏などに変化を与え、
その結果、肉体的な健康にも影響を与えている、
アーユルヴェーダではいわれています。

また、それぞれの質と働きについては、以下の通りです。

 

◯ サットヴァ(純性)

質は、「純質」。
働きは、「生む」。

サットヴィックな心とは、
まさに、「否定的でない純粋で澄んだ心」の状態を表します。

物事をクリアな視点で見ることが出来ている状態で、
バランスのとれた自信があり、安定している状態です。

 

◯ ラジャス (動性)

質は、「激質」。
働きは、「動く」。

ラジャシックな心とは、情熱的でアクティヴでとても素晴らしいのですが、
一歩間違うと、怒りなどの激しい感情でバランスを崩しやすい
粗さのある状態を表します。

恨みや妬みといったエゴが働きやすく、
自分のやりたいことを邪魔されると激しく感情を爆発させることもあります。

 

◯ タマス (鈍性)

質は、「翳質」。
働きは、「滞る」。

タマシックな心とは、不活発で滞りを表し、
バイタリティーに欠け、常に怠惰で眠気すら感じるような
重さを感じる状態をさします。

タマスが活発になると、執着心が強くなってしまい、
過去に起きたことをいつまでも根に持って囚われてしまったりします。

これら心の3つの質は、私たち個々の自我(エゴ)が生み出した
エネルギーともいわれ、その結果、自らの不調和を
招くことになったと言われています。

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2015年1月16日 アーユルヴェーダが教える心の質、サットヴァ・ラジャス・タマスとはどのようなものでしょうか? はコメントを受け付けていません。 アーユルヴェーダの基礎