アーユルヴェーダの基本理念とはどのようなものでしょうか?




アーユルヴェーダの構造を理解する前提として、
アーユルヴェーダを構成する基本理念についてお話していきましょう。

最初は取っ付きにくい部分もあるかもしれませんが、
この基本理念こそ、アーユルヴェーダが説く本来の健康を理解していくための
大きな土台となるのです。

アーユルヴェーダの世界観として、変わり続ける宇宙の創造の始まりは、
「プルシャ(純粋意識)」と「プラクリティ(根本原質)」から成る
と説いています。

この2つは、最初の創造物である「マハト(知性)」を生み出し、
この知性が意識にエゴ(自我)をもたらします。

この自我は「アハンカーラ」とも呼ばれています。
アハンカーラは、自らをひとつの個性・存在と認識し、
個々がまるでひとつで存在しているかのような勘違いじみた幻想を
抱くようになるのです。

これでは、「全ては自然の一部である」というアーユルヴェーダの世界観とは
大きくかけ離れてしまいます。

よって、この自我の幻想によって、完全に調和された個々と宇宙の存在が崩れ、
全体の一部である個々や宇宙の存在が不調和を生じることになったと、
アーユルヴェーダは教えています。

自然や宇宙との繋がりは、依存的でない調和にこそあるということ。
とても単純で当たり前のことですが、私たちが忘れかけている
大切なことのひとつかも知れませんね。

スポンサードリンク

2015年1月11日 アーユルヴェーダの基本理念とはどのようなものでしょうか? はコメントを受け付けていません。 アーユルヴェーダの基礎